朝日中高生新聞10月12日
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148//徽徽徽徽//磯一磯一////徽()(徽)徽(第三種郵便物認可)222014年(平成26年)10月12日検定今回は、中学3年で学ぶ「相似と比」の問題を学習します。三角形の相似条件や、相似な図形の面積比について、あやふやなところをなくしておきましょう。高校生のみなさんも復習に役立ててください。このコーナーでは日本漢字能力検定の4級、3級、準2級の過去問題を月に3、4回、解説します。142(一)読み(二)四字熟語(三)誤字訂正(一)次の――線の漢字の読みをひらがなで記せ。1外部の会社に製造を委託する。2道徳心の欠如した振る舞いだった。3切り傷に薬を塗布する。4出動の要請に直ちに応じる。5優勝チームの国旗が掲げられた。6好物を腹が膨れるまで食べた。(二)文中の四字熟語の――線のカタカナを漢字に直して記せ。1テキシャ生存の厳しい世界だった。2若いころからコック勉励してきた。3イッキ当千の難敵と一戦交える。4既に孤城ラクジツの観がある。5優柔フダンな態度を非難された。6巨匠のメンモク躍如たる作品だ。7責任者が平身テイトウして謝った。8活殺ジザイの腕を振るう。(三)次の各文にまちがって使われている同じ読みの漢字が一字ある。上に誤字を、下に正しい漢字を記せ。1低価格で、燃費の飛躍的な更上を実現した軽自動車の売れ行きが順調だ。2寺の境内では開祖の遺徳をしのんで毎年夏に恒礼の仏事が催される。(一)1いたく2けつじょ3とふ4ようせい5かか6ふく(二)1適者2刻苦3一騎4落日5不断6面目7低頭8自在(三)1誤更正向2誤礼正例てきしゃせいぞん(二)1「適者生存」は「生物は、最も環境に適応したものだけが生こっくべんれいき残るということ」。2「刻苦勉励」は「たいへんな苦労をして仕事や勉学などに励むこと」で、「刻苦」は「身を刻むような苦しみいっきとうに耐えて励む」という意味です。3「一騎当せん千」は「一人で千人の敵を相手にできるほどこじょうらくじつ強いこと」。4「孤城落日」は「衰えて昔の勢いを失い、助けもなく心細いさま」で、孤立して援軍の当てもない城が、沈む夕日に照らゆうじゅうされる情景がもとになっています。5「優柔ふだん不断」は「ぐずぐずして、決断ができないこめんもくやくじょと」です。6「面目躍如」は「世間の評価にふさわしい活躍をして、立派であるさま」でへいしんていとうす。7「平身低頭」は体をかがめ、頭を低く下げて恐れ入る意味から「ひたすら謝罪するかっさつじざいこと」です。8「活殺自在」は「他を自分の思うとおりに扱うこと。生かすも殺すも意のせいさつよだつままであること」で、「生殺与奪」と似た意味です。こうれい(三)2「恒例」は「いつも決まって行われること」という意味です。協力・公益財団法人日本漢字能力検定協会※実際の出題形式と異なる場合があります。次回は準2級を取り上げます。

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