苦しいときは相談窓口も味方に

 いじめなどで苦しい時、真剣に話を聞いてくれる大人は、実はたくさんいます。相談電話もそのひとつ。公的機関や民間が設置する窓口をリストアップしました。
*電話は込み合う時があります。

●法務省
 いじめ、体罰、不登校や親からの虐待など、人権にかかわる問題の相談にのります。
 「子どもの人権110番」 0120・007・110(月〜金8時30分〜17時15分)へ電話すれば、近くの法務局・地方法務局へつながります。職員か子どもの人権専門委員(人権擁護委員)が対応します。

●厚生労働省
 社会福祉法人の「いのちの電話」の活動を補助しています。
 うつ症状など精神的な不調や病気からくる悩みの場合は、各都道府県や政令指定都市ににある「精神保健福祉センター」へ。

●警察
 全国約190か所にある少年(サポート)センターなどで、警察職員である少年補導職員や少年相談専門職員らが相談にのります。「非行集団から抜け出したいのだが、それができそうもなくて……」など、少年非行や立ち直りの問題に対応します。

●国立精神・神経センター
 自殺予防総合対策センターのサイトに相談窓口の一覧があります。 http://ikiru.ncnp.go.jp/ikiru-hp/ikirusasaeru/index.html

●弁護士会
 子どもの人権にくわしい弁護士による電話・面接相談(無料)があります。
 □札幌弁護士会 「子どもの権利110番」(電話) http://www.satsuben.or.jp/center/index.html

 □秋田弁護士会 「子どもの人権無料法律相談」(面接) http://akiben.jp/04sodan/index.html

 □静岡県弁護士会 「子どもの権利委員会」 http://s-bengoshikai.com/katudou2.htm

 □愛知県弁護士会 「子どもの人権相談」(電話・面接) http://www.nagoyasoudan.jp/shurui.html

  □福岡県弁護士会 「子どもの権利110番」(電話) http://www.fben.jp/whats/kodomo110.htm

 □佐賀県弁護士会 「子どもの権利110番」(電話) http://www17.ocn.ne.jp/~sagabgsk/katudou/katudou.htm

●NPOなど
 □チャイルドライン 18歳までのさまざまな悩みに耳を傾けます。全国で57団体が常設。
 ▽NPOチャイルドライン支援センター http://www.childline.or.jp/
 全国のチャイルドライン、キャンペーン中のフリーダイヤルなどが調べられます。

 □NPO国際ビフレンダーズ 苦しむ人に、安心して思いを訴えられる場を提供することを目的としたボランティア団体です。電話のほか、面接・手紙も可。
 「東京自殺防止センター」 http://www.befrienders-jpn.org

「大阪自殺防止センター」 http://www.spc-osaka.org/

●企業・法人など
 □子ども110番 小学生〜高校生のさまざまな声を受け止めます。ダイヤル・サービス社が運営。
 「トヨタ子ども110番」 https://www.dsn.co.jp/kodomo110/

 □いのちの電話 各地で社会福祉法人、NPOなどが活動。研修・認定を受けた相談員が電話を受けています。
 ▽日本いのちの電話連盟 http://www.find-j.jp/
 全国51か所の電話センター、キャンペーン中のフリーダイヤルなどが調べられます。

 

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