「天声こども語」書き写しと要約で国語力アップ!
朝小の1面に載っている「天声こども語」は、ニュースや季節の話題について、子ども向けにわかりやすく書いているコラムです。筆者は朝日新聞のベテラン記者。お手本にできる文章なので、書き写したり音読したり、さまざまな活用ができます。
-
書くスピードもUP!
書き写し学習コラムをそのまま、ノートに書き写しましょう。書き写すだけで、字や言葉を覚え、文章の構造も身につきます。集中力がつき、書くスピードも速くなります。
-
わからない言葉の
意味を調べてみる!新聞を読むときは、国語辞典をそばに置き、わからない言葉が出てきたら、すぐに調べるくせをつけましょう。
-
タイトルをつける
要約に挑戦する!要約とは、文章の要点を短い文章にまとめることです。タイトルは、さらに短い言葉にすることです。
タイトルづけや要約ができるということは、文章の内容をきちんと理解できているということ。
続けていけば、長文読解も楽にできるようになるでしょう。
朝日小学生新聞のメールマガジンでは毎回、天声こども語の筆者が考えたタイトルを載せていますので、自分がつけたタイトルと比べることができます。
要約するときは、「5W1H」に注目して線を引きながら読むのがおすすめです。
①~③をすべて実践する必要はありません。まずは①から始め、高学年になったら②や③に進みましょう。
毎回やろうとすると大変なので、最初は週1回でもかまいません。
東京都内のある塾で4~6年生の生徒さん約40人に実践してもらったところ、書き写し学習を始めたころは平均32分かかっていたのが、約10か月の継続後、書くスピードが平均21分に短縮されました。
また、8割以上の生徒さんは、書き写し学習によって「ニュースへの関心」「語彙力」「記述力」「集中力」の向上を実感したという結果が出ています。
専用の書き写しノートを販売中。ご注文は最寄りの朝日新聞販売所(ASA)、または以下のリンクから。
※タイトルが掲載されたメールマガジンのご購読には、会員登録(無料)が必要です。