朝日小学生新聞 毎日発行 月ぎめ1,720円 ブランケット版(8ページ) 朝日小学生新聞

学校さんぽ

尼崎市・浦風小

場所

 阪神電鉄杭瀬駅から歩いて約10分。下町の雰囲気が感じられる町です。


あゆみ

 1960年、長洲小と杭瀬小から分かれて開校。当時の児童数(4年生以下で編成)は931人でしたが、現在は200人に。

 

校名

 源義経が船出したと伝わる地名の琴の浦と、元の学校にとらわれず新風を吹きこみたいとの思いから付けました。校長は15代目の稲葉敬子先生、教頭は谷村明彦先生。

 

シンボル

 尼崎の小学校ではここだけ、全国でも少なくなった円形校舎があります。地域の象徴的な存在でしたが、古くなったので4月から建て替え工事が始まります。学校では同窓生らに「思い出の校舎とお別れに来てください」と呼びかけています。


実のなる木 

 町中ですが梅、さくらんぼ、りんご、レモン、夏みかん、あんず、栗、ざくろ、ぶどうなど種類が豊富です。試食や作品などに用います。

 

学力向上

 4〜6年の希望者が週2回取り組む放課後学習が浦風講座です。学習習慣の定着をめざし外部の指導者や大学生の支援を受けて今年度スタート。夏休みは全学年が算数やそろばんなどをがんばりました。水泳や音楽の向上も行っています。また、基礎や基本をしっかり身につけるために朝の学習タイムでは、読書や漢字の書き取りに集中。昼の学習タイムでは、計算問題などに取り組みます。


お客さん

 尼崎市の友好都市、中国鞍山市から小学生代表団(8人)が来校しました。交流会では、楽器演奏や歌を披露し合い、仲良くけん玉やあやとりなどをして給食を食べました。言葉は通じなくても心は通い合ったようで笑顔で交歓しました。

 

冬の体力づくり

 ジョギングタイムを設け、約2週間、休み時間に運動場を走りました。その後、近くの公園でマラソン大会をして成果を十分に出しました。

 

がんばる

 「浦風っ子」の年間目標は@気持ちのいい、あいさつをしようAそうじで学校も自分もピカピカにしようB時間を守って行動しようの三つです。黙って集中する「もくもく掃除」などのルールを決めて取り組みます。

 

盛大に

 PTA主催の浦風祭りは、食べ物などの模擬店が出て大にぎわい。児童が地域の人とふれあいを深める機会にもなっています。


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