朝日小学生新聞 毎日発行 月ぎめ1,720円 ブランケット版(8ページ) 朝日小学生新聞

学校さんぽ

狭山市・入間川小

 

場所

 入間川に面し、隣に浄水場と学校給食センターがあります。校庭から、近くの航空自衛隊入間基地から飛び立つ自衛隊機がよく見えます。

 

あゆみ

 1874年開校。市内で最も古い小学校です。2000年、狭山市駅西口の再開発で、現在地に移転。前の学校にあったユリノキの大木の種子から育てた若木が校庭で育っています。児童数535人。校長は千葉收先生。

 

エコスクール 

 3階建ての校舎の屋根に風力発電用の風車が回り、体育館としても使われている講堂の屋根には、太陽光発電用のソーラーパネル150枚が並びます。作られた電気は正門や通路、講堂などの照明に使われています。正門近くにその説明図があります。プール棟は太陽光が入るので水や室内が暖まり、開閉できる屋根もあるので、夏も快適。春夏秋、プールが使えます。

 

基礎学力

 「全国学力・学習状況調査」に備えて、読む力、書く力をつけようと、さまざまな取り組みをしています。「朝読書」「個人新聞作り」「ノート指導を各教科で徹底」など。表現力を高めるために、クラス対抗で作品を読む「音読・群読発表会」も開いています。

 

川小五七五(俳句)

 「がんたんも 最初にすること 犬のせわ」「春がきた さくらも元気に さいてるよ」

 

二つの祭り

 11月のある土曜日、川小まつり・ゆりの木まつりが開かれます。午前中はたてわりグループで交流。午後は保護者主催で、模擬店や遊びのお店が出るお祭りです。祭りには、子どもたちが考えた遊びが登場します。水を入れたペットボトルを使ったキックボウリング、おもちゃのゴキブリにゴムを付けて引っ張り、手を離した瞬間にたたく「ゴキブリハウス」などです。

 

学校支援

 狭山市は2007年、学校支援ボランティアセンターを設置。授業の手伝いをする学習支援、花壇の手入れや通学路の見守り、読み聞かせ、部活動の指導――学校が求めるさまざまなボランティアの手配をしてくれます。

 

特長

 地域に開かれた学校をめざし、校舎を建設したときから、学校を囲むへいがありません。

 

 

 

 


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