朝小には、中学入試問題にチャレンジする算数、理科、社会のコーナーや、公立中高一貫校受検で求められる学力をつけるコーナーがあります。どれも、受験生を指導する進学塾などからアドバイスをもらって構成しています。ほかにも、中学受験の動きを分析している専門家が執筆するコーナー、受験生に寄りそった視点で記者が取材した記事などものっています。
「おさらいジャンケンポン」の紙面。「○月の要チェック!」は右下
土曜・「一行問題 パパッと突破!」
算数の学力の基本である計算力をつける問題や、数や図形についての問題、文章題が登場します。特徴はていねいな解説です。線分図などの図をたくさん使ってくわしく説明。子どもたちの理解が深まるよう工夫されています。
出題は『中学への算数』(東京出版)の編集部。
金曜・「かしこさ育成! 考える理科」
子どもたちの「なぜ?」にこたえるコーナー。教科書で習うことがらを、さらに深くほりさげて解説しながら、受験の基本をおさえます。
過去には、「ろうそくの炎はどんな形?」(答えは先の方がとがっている)「ジャガイモはどうやって増える?」(答えは地下の茎に養分がたくわえられる)などがテーマとして取り上げられ、その理由が紹介されました。
出題は啓進塾(神奈川県横浜市)。
水曜・「歴史を目撃! 行こうよミュージアム」
中学受験の入試問題には、歴史的な美術品や建造物などたくさんの写真資料が出てきます。各回、美術品などを保管する博物館や史跡を紹介し、それらに関連する歴史や地理の学習項目をおさえる形式。
実際に仏像や建造物を目にすると、社会への興味関心が高まります。博物館などへの行き方も紹介しています。
出題は啓明舎(東京都文京区)。
火曜・「みがこう! 総合力」
グラフ、資料の読み取り、資料の比較、自分の考えを文章で説明する練習を通じて、公立中高一貫校受検で求められる学力をつけていきます。
執筆は大原予備校(東京都千代田区)。
月曜(月一回)・「おさらいジャンケンポン」の「○月の要チェック!」
毎週月曜日にその前週のニュースをまとめた「おさらいジャンケンポン」を掲載していますが、最終週では、一か月のニュースの中から、関連問題が中学入試で出題されそうなものを紹介しています。
解説は希学園(大阪市)が担当しています。
日曜(隔週)・「受験生活ガイド」
中学受験の動きを分析している安田教育研究所の安田理さんが、長年の経験をふまえ、受験生親子に役立つ情報を提供しています。
不定期・「2011 合格への道」
受験生がおさえておくべき情報を、そのときどきに合わせて掲載しています。秋以降、くわしく紹介します。
2011年4月26日付
実際の紙面ではすべての漢字に読みがながついています。