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道徳の公開授業で朝小を活用した学校があります。18日、東京都千代田区の富士見小(児童数310人)の4年2組は、東日本大震災で家族を亡くした朝小の今野公美子記者の記事(一面でも紹介した5月15日付)を題材に、自然と人間とのかかわりを考えました。
道徳で、朝小の写真や記事活用
次に映し出されたのは4月に撮影された同じ庭の写真。大震災の津波のため荒れはてていました。アップにするとスイセンが咲いているのがわかります。 藤原先生が問いかけました。どんな気持ちで記者は撮影したのでしょうか――。「お父さんがせっかく植えてくれたのに悲しい」「津波はひどい」「もう元にはもどらない」「くやしい」などの声があがりました。記事で伝えたかったことを考えた上で、自分の生活をふり返り紙にまとめました。
自然と人間を
ひとくちに「自然」といってもさまざまあります。美しい自然、写真のスイセンのように「負けるもんか」という力強い自然、津波のように人の力ではどうしようもないおそろしい自然、さらには人間も自然の一部です。藤原先生は「人間も自然の中で生かされていることや、生きることの尊さを感じてほしい」といいます。
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2011年6月21日付 |
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実際の紙面ではすべての漢字に読みがながついています。 |