- こどもアサヒ
- >
- 記事一覧(朝日小学生新聞)
- >
- 楽しく学ぼう新聞教室
|
岐阜県山県市大桑小4年の藤田さんは、住んでいる地域の歴史や、スポーツの話題などを記事にまとめ、手書きの新聞を作りました。とくにがんばったのが、記事のもとになるネタ探しです。新聞作りを通じて、将来の夢として、新聞記者を考えるようになったといいます。
地名や歴史、ニュース取材
新聞の名前は「大桑新聞」。「住んでいる地域である大桑のことをみなさんに知ってほしくて、この名前にした」といいます。内容は、大桑の地名の由来やかつてこの地域で起こった地震の話、最近の話題などが盛りこまれています。去年の夏休みの自由研究で作り、第17号まであります。 最初に、本物の新聞を研究し、新聞を作る上で大切なことを勉強しました。地元の岐阜新聞を数日間読みこんで、「見出しは短く、読者が読みたくなるように心がける」「5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように)を守る」ことなどを学びました。 校長の高橋博先生のインタビュー記事もあります。「生まれ変わるとしたら『イヌ、人間ならお坊さん』と話す」などユニークな内容にまとめました。「とてもおもしろい答えが返ってくるのが、うれしかったです」 現在、大桑新聞は休刊中ですが、藤田さんは今後も新聞作りを続けていきたいといいます。「新聞を作るうちに、新聞記者の仕事に興味を持ち始めました。伝えたいことを読者に伝えられる、やりがいがある仕事だと思います」
|
||||
2012年1月10日付 |
||||
実際の紙面ではすべての漢字に読みがながついています。 |