まんが『異界譚 里見八犬伝』の連載が始まります。
11月からは、うちはら香乃さんの人気まんが『異界譚(いかいたん) 里見八犬伝』が始まります。『南総里見八犬伝』をもとにしたオリジナルのストーリーで、読者が好きなコーナーを選ぶアンケートでは、常に上位になる人気の連載です。
初めて読む人にも楽しんでもらうため、登場人物を紹介します。
南総里見八犬伝とは?
まんがの原案『南総里見八犬伝』は、江戸時代の作家・曲亭馬琴(きょくてい・ばきん)が書いた全106冊にわたる長編小説です。安房国(あわのくに、今の千葉県南部)を支配した戦国武将、里見氏の歴史をモデルに創作。主人公は、「仁義礼智忠信孝悌」それぞれの文字がうき出る玉を持つ「八犬士」と呼ばれる8人です。
これまでのお話
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序章あらすじ ※序章は電子書籍で無料公開中。こちらから
大塚村で暮らす犬塚信乃は、家で見つけたふしぎな刀「村雨」で、村をおそった山犬を追いはらうことに成功。後日、村長の蟇六や、蟇六に仕える荘助たちと山犬退治に出かけることになる。山犬のすみかである洞窟へ向かうと、そこには魔女玉梓が待ち受けていた……!
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1章「信乃の旅立ち」あらすじ
山犬から村を救うことに成功した信乃は、手助けをしてくれた伏姫神から、里見家の兄弟を探すように言われたことを気にかけていた。ある日、父親が戦で守りぬいた刀「村雨」を、持ち主である古河城の公方さまへ返しに、荘助と旅に出ることになり……。
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2章「仲間との出会い」あらすじ
古河に到着した信乃は、村雨を持って古河城へ向かう。しかしお城に着くと、刀がにせものとすり変わっていた! くせ者とみなされ、兵士と戦っていると、信乃の前に古河最強の戦士、犬飼現八が現れる。
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3章「伏姫の過去」あらすじ
城の兵士に追われ、にげていた信乃と現八の前に、かつて里見家に仕えていたという丶大(ちゅだい)法師が現れる。丶大法師は、里見家の娘である伏姫と、魔女玉梓の過去を信乃たちに話し出し……。
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4章「犬士の絆」あらすじ
信乃は、小文吾たちの協力を得て、故郷の大塚村へ戻ることにする。一方、大塚村では新しい領主、ひがみ宮六が村雨の持ち主を探していた。ようすのおかしい宮六に浜路がたてつくと、宮六は刀をふりかざしはじめて……。
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2019年11月6日~2019年12月25日連載分