2019.08.07

 3月に東京で開催された「こども新聞サミット」に参加した「こども記者」の代表4人が8月7日、スポーツ庁を訪れ、鈴木大地長官にサミットの内容をまとめた「つながるこども新聞」を手わたしました=写真。
 サミットは、全国27 社のこども新聞の代表が集まり、「みんながスポーツを楽しむにはどうしたらいいか」をテーマに取材したり、話し合ったりしました。新聞には、「教育」「科学技術」など六つの分科会ごとにまとめた提言などがもりこまれています。
 倉本心美さん(東京・6年)は、自分が担当したページを見せながら、子どもがスポーツをする理由について、北京オリンピック陸上男子400 メートルリレー銀メダリストの末続慎吾さんに取材したことなどを報告しました。鈴木長官に「どんなことが分かった?」と聞かれ、「団結力を深めるためとか、協力しあう力を高めるためと知りました」と答えました。
 水泳を習っている笠原大義さん(埼玉・6年)は、ソウル・オリンピック競泳男子100メートル背泳ぎ金メダリストでもある鈴木長官に「バサロ泳法とは何か」を質問。鈴木長官は「ちょっとおいで」と、笠原さんを呼んで背泳ぎのポーズをさせながら「もっと手の先と足の先がのびるようにして。この時にドルフィンキックをす るとイルカみたいに泳げるの」と手取り足取り指導しました。
 来年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開かれます。鈴木長官は「どんなにすごい選手やコーチも、みなさんみたいな小学生の時代があって、夢を持ってがんばってきたと思います。みなさんも大きな大きな夢や興味をたくさん持って、せいいっぱい活動してもらいたいと思います」とエールを送りました。