全国小学生アンケート2019
こどもとスポーツについて

2020.07.23
ラグビーW杯でリーチ・マイケル選手急上昇
 全国の子ども向け新聞や子ども向けの紙面を持つ新聞社25 社は、2019年に続き、こどもとスポーツについてのアンケートを行いました。小学生約1万5千人が回 答。ラグビー・ワールドカップ日本大会のもりあがりで、主将をつとめたリーチ・マイケル選手をはじめ、ラグビー選手の人気が急上昇。「東京オリンピックで楽しみにしている、見たい競技」でも、ラグビーが前年の21位から2位に上がりました。
フェアプレー、ノーサイドの精神を支持
 アンケートでは、スポーツの可能性についても聞きました。「スポーツで世界は平和になると思う」と考える小学生は65.5%。理由とる「ノーサイド」の精神をあげる子もいました。
スポーツの力、信じよう

【スポーツジャーナリスト・増田明美さんの話】
 「スポーツで人生は変わる」「スポーツは平和につながる」と多くの子どもたちが前向きに受け止めています。チャレンジすることの大切さなど、スポーツの価値をちゃんと分かっているんですね。

 東京オリンピック・パラリンピックの延期で、最もつらいはずの選手たちはとても前向きです。今こそ心のスタミナをつけるとき、もっと強くなろう、もっといい記録を出そうとがんばっています。小学生のみなさんも、学校がお休みになって友だちに会えなかったりして大変でしたが、ふり返ったときに、あのときがんばれたから強くなれた、成長できたと思えるようにしたいですね。

◆アンケートの方法 25 新聞社の読者の小学生を対象に2019年12月~20年1月、インターネット、はがき、質問紙で実施。有効回答数は1万4835。