天声こども語のタイトルを考えよう

朝日小学生新聞の1面に掲載されている374字のコラムです。文章を読んでタイトルを考えることで、要約する力がきたえられます。新聞にはタイトルが掲載されていませんが、このメールマガジンでは、天声こども語の筆者が考えたタイトル例を掲載します。自分で考えたタイトルと比較してみてください。

【天声こども語】
25日(木) 宗教行事か、音楽か?
26日(金) ひどい年始め

【要約例】
 イギリスのエリザベス女王が大切にしていたウィンザー城が1992年に焼けた。税金が使えなく、バッキンガム宮殿を見学できるようにし、入場料を城の修理にあてた。国民にもわかりやすく話し、女王への信頼も高まった。今も人気の観光スポットになっている。(121字)

27日(土) 政治改革30年
28日(日) 不祥事はなぜ起こる?
29日(月) 政治家の年齢と性別
30日(火) 災害ボランティア
31日(水) うるう年
1日(木) 「二分の一成人式」とドイツの10歳
2日(金) 火星へヘリコプター着陸

【要約例】
 3年前、地球から火星に小さなヘリコプターが運ばれ、火星で飛んだ。地球以外の星で、飛んだのは初めてだ。その後は計72回、のべ約17キロも飛び、火星の写真をとった。72回目の着陸で先月翼を傷め、飛べなくなった。はるか予定をこえ3年近い活動だった。(120文字)

3日(土) 節分を考える
4日(日) 3本のアカデミー賞候補
5日(月) 輪島塗を応援する
6日(火) 脳とエネルギー
7日(水) 北方領土の日
8日(木) 自分の名前とは
9日(金) ゴジラはどんな生き物?

【要約例】
 ゴジラの映画が大ヒットを続けている。ゴジラが本当にいるとしたら、どんな生き物だろうか。動物学者の倉谷滋さんが本で、ほ乳類に近いと、説明している。形は恐竜で中身は私たちに近い動物なのだ。だからよけいにこわいのだろう。科学者もゴジラに夢中だ。(120文字)

10日(土) 派閥の解散
11日(日) 豊洲のにぎわい
12日(月) 時間の過ごし方
13日(火) 休み
14日(水) チョコと児童労働

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