朝日小学生新聞
  • 毎日発行/8ページ
  • 月ぎめ1,769(税込み)

■勉強のやり方を教える専門家、清水章弘さんによるコラム。今回は、「読書の習慣をつけるには、どうしたらいいでしょうか」という相談に答えます。

この記事は、2020年10月14日に配信したメールマガジンに掲載したものです

おすすめは、誰かと一緒に読み、語り合うことです。
もともと読書が好きなお子さんは別として、たった一人では、なかなか読書の習慣はつけられません。
最初は「読み聞かせ」でも構いません。読み聞かせというと、幼少期にやるものだと思っている方も多くいます。しかし、読書に慣れていないお子さんは、何年生になってもやっていいのです。
保護者が読み続けると大変ですので、すでに朗読をされているもので構いません。僕も小学校高学年の頃に、名作を朗読したカセットテープを寝る前に聞いていました(正確に言えば、聞かされていました(笑))。
いまの時代はCDやオーディオブックがありますよね。ビジネスマンも聞いているくらいですから、何歳になっても良いのです。
もちろん、仲間がいるなら兄弟や友達と読んでほしいです。アメリカの読書教育では「ブッククラブ」という手法があります。同じ本を読んで語り合う、という方法です。お互いの感想や読み取ったことを語り合うことで、自分とは別の視点を知ったり、理解できていなかったことに気づいたりすることができます。親子でやっても有効ですが、「親が教える/子が教わる」の関係になるとお子さんは嫌がりますので、あくまで聞き役に徹してくださいね。
本だと長すぎて、なかなか読み切れないお子さんの場合は、新聞でも構いません。新聞だと1つの記事が短いので、読み切って感想を言い合うことが、簡単にできます。小学生新聞や中高生新聞もあるので、ぜひ試してください。僕が子どもの頃は、三兄弟で朝日小学生新聞を取り合いながら読んでいました。

【プロフィール】
清水彰弘先生
清水章弘(しみず・あきひろ)
私立海城中学高校、東京大学教育学部を経て、同大学院修了。「勉強のやり方」を教える塾プラスティーを東京と京都で運営。著書12冊。朝日小学生新聞、朝日新聞(EduA)で連載中。MBS/TBS系「教えてもらう前と後」(火曜よる8時~)など、メディア出演や講演活動も行う。http://plus-t.jp/


<<他の記事へ>>

■プロ家庭教師の安浪京子先生が、中学受験への親の関わり方をQ&A形式で答える連載です。
第106回は「『6年生になったらつらい』といわれますが、どのくらいつらいのですか?」というお悩みへの答えです。

■家で過ごす時間が多くなっているみなさんのため、朝日小学生新聞・朝日中高生新聞の過去の連載などを無料公開中。
新型コロナウイルスに関して知っておきたいこと、算数、国語、社会、パズルやクイズ、お料理などのコンテンツがあります。

トップへ戻る