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2020年6月12日付
「川崎病」を発見した小児科医の川崎富作さんが5日、老衰のため亡くなりました。95歳でした。
1925年に東京で生まれ、50年から日本赤十字社中央病院(現・日本赤十字社医療センター)で働きました。61年、高熱が続いて両目やくちびるが赤くなるなどの症状が出る子どもの病気を報告。川崎さんが発見したことから、のちに川崎病として知られるようになりました。
川崎病 原因不明の子どもの病気です。国内では毎年1万5千例ほどの新たな患者が出ています。欧米では新型コロナウイルスの患者で川崎病に似た症例の報告がされています。
記事の一部は朝日新聞社の提供です。