朝日小学生新聞
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結城昌子の 遊んでアーティスト

 
 

 ジョルジュ・スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」(1884~86年)などを参考にして、スーラに挑戦したよ。スーラは、19世紀フランスの画家。点描という新しいえがき方をつくり出した画家として有名だ。モネやルノワールたちの印象派の最後の展覧会に、この大作を出品して注目を集めた。ほかの画家の絵より、画面が明るくかがやいているように見えて、人々はおどろいた。細かい原色のつぶでうめつくすという点描画で新しい絵画の扉を開いたんだ。今回はみんなも、さまざまな色の点を使って、スーラのような絵をかいてくれたよ。

6月5日付

東京都・5年 Nさんの作品

題「チューリップ畑を旅する小人の親子」

 地面から大きくのびた花がこんなにきれい。おどろくね。点描って、とんでもない力がある

 
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