朝日小学生新聞
  • 毎日発行/8ページ
  • 月ぎめ1,769(税込み)

1面の記事から

4ねんに1 こくみんえらぶ べいだいとうりょう

2020年10月26日付

4ねんに1ひらかれるアメリカ(べいこく)のだいとうりょうせんきょとうひょうが、11月3日にせまっています。かいいちばんかんがかかるともいわれるせんきょです。どんなみでおこなわれているのでしょうか。

みんしゅきょう、2だいせいとうあらそ

 べいこくだいとうりょうせんきょは、みんしゅとうきょうとうという二つのおおきなせいとうあらそいです。きょうとうこうしゃは、いまのだいとうりょうのドナルド・トランプさん(74さい)。2かいとうせんをめざします。みんしゅとうこうしゃは、ふくだいとうりょうけいけんがあるジョー・バイデンさん(77さい)です。とうろんかいなどをつうじて、それぞれのせいさくをアピールしてきました。
 べいこくせいにくわしいじょうだいがくきょうじゅまえしまかずひろさんは、しんがたコロナウイルスやじんしゅべつのデモなど、としおおきなごとたいするせいさくのちがいにちゅうもくしてほしいといいます。
 こくみんとうひょうするらいげつの「いっぱんとうひょう」でじつじょうだいとうりょうまります。日本かんの23日にはさいとうろんかいおこなわれました。トランプさんは「バイデンさんがだいとうりょうになればけいざいがとどこおる」。バイデンさんは「わたしとうひょうするひと、しないひとかんけいない。ぜんいんだいひょうするだいとうりょうになる」とはなしました。

やく1ねんかんせんきょせんゆうけんしゃとうひょうしたせんきょにんかずけってい

 だいとうりょうめるには、おおきく二つのだんかいがあります。まず、それぞれのせいとうだいとうりょうこうめる「こうしゃえらび」。つぎに、こうしゃどうしがあらそう「ほんせんきょ」です。
 こうしゃまるのは7、8月のとうぜんこくたいかい。このとき、こうしゃえらぶのは「だいいん」とばれるひとたちです。このだいいんは、2月から6月にかけてしゅうごとにひらかれる「とういんしゅうかい」や、ゆうけんしゃとうひょうする「せんきょ」でまります。
 11月3日の「いっぱんとうひょう」ではゆうけんしゃとうひょうしますが、ここではゆうけんしゃだいひょうとして「せんきょにん」がまるにとどまります。せんきょにんが12月にあらためてとうひょうすることでせいしきだいとうりょうまるため、いっぱんとうひょうこうしゃあらそうのは「せんきょにんかず」なのです。
 せんきょにんかずじんこうおうじてしゅうごとにはいぶんされます。もっとおおいのがカリフォルニアしゅうの55にんもっとすくないのがアラスカしゅうなどの3にんけい538にんのうちはんすうの270にんかくとくすればちとなります。
 ほとんどのしゅうでは、1ぴょうでもおおひょうすうったこうしゃが、せんきょにんぜんいんかくとくできる「そうり」ほうしき。このため、ぜんべいでのとくひょうすうおおいのに、せんきょにんかずけとなるあいもあります。ぜんかいだいとうりょうせんきょでは、みんしゅとうのヒラリー・クリントンさんがとくひょうすうおおかったにもかかわらず、せんきょにんかずうわまわったトランプさんがちました。
 しょうはいのかぎをにぎるのは10ほどのげきせんしゅうばれるいきです。まえしまさんは「ろん調ちょうではバイデンさんがゆうせいですが、トランプさんがこのげきせんしゅうをいかにおさえるかがポイントです。さいまでしょうのゆくえは、わからないでしょう」。

関連記事

最新の記事

    記事の一部は朝日新聞社の提供です。

    • 朝学ギフト

    トップへ戻る