文・大嶽晴佳 (東京大学大学院・新領域創成科学研究科)

 

 

楽しくて夢を見られる博物館・科学館

 

イラスト・岡本詩子

(東京大学大学院・学際情報学府)

 

 今回から数回に分けてご紹介する私が中学時代好きだったものは、「博物館・科学館」です。
 私は愛知県出身で、小中学生の時は東海地方の科学館に遊びに行っていました。
 最初に好きになったのは、名古屋市にある「でんきの科学館」です。科学に関する○×クイズがお気に入りで、よく両親に連れて行ってもらっていました。その後、近くにある「名古屋市科学館」に行き、プラレールのような電車の模型が走っているのを眺めていたものです。
 中学生になると部活が忙しかったのですが、時間ができると、科学館を訪れていました。この頃は岐阜県にある「かかみがはら航空宇宙科学博物館」が好きでした。旅客機や航空自衛隊の練習機などかっこいい飛行機があるのを見て、空への夢を膨らませていました。
 こうして、私は「楽しくて夢を見られる場所」として、博物館・科学館のことが好きになりました。
 そして今回、私は夢を見る立場ではなく、見せる立場として「一日宇宙・ロケット博物館」を作ることにしました。多くの人が抱く宇宙へ行きたいという夢を少しでもかなえたいと思ったのです。
 一日博物館は12月8日(土)午前11時〜午後4時、千葉県のつくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅東口すぐの柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)で開催します。ぜひあなたも、この博物館で夢を見たりかなえたりしてみてください。

 

 

2012年11月25日号

ページの先頭へ